睡蓮鉢でメダカのビオトープを作る方法!失敗しない土・水・レイアウトとは

2018年2月17日

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屋外でメダカを飼い始めて7年。
睡蓮鉢の中のメダカも増えたり買い足したりしながら代を重ねてきました。

自然の状態で泳ぐメダカは本当に心が癒されます。ビオトープとも言うそうですが、水と水草とメダカが相互に依存し合いながら、時間をかけて自然の状態を形作ります。

時に虫や鳥がやってくるのもビオトープならではの風景です。

この睡蓮鉢でメダカを飼う方法やビオトープの作り方についてご説明しますね。

容器

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まず一番気になるのは容器ですよね。
もっとも良いのは睡蓮鉢です。
睡蓮鉢にはメリットがたくさんあります。

・水温を一定に保ちやすい
・日光の紫外線で劣化して割れたりしない
・頑丈
・風情がある

また、プラスチック製のバケツなどでも代替が可能です。
ただし、プラスチック製の入れ物の場合、いくつかデメリットがあります。

プラスチック製容器のデメリット
・水温が上がりやすい
・紫外線で痛みやすい
・オシャレじゃない

睡蓮鉢にしてもプラスチック容器にしても大きければ大きいほど水質が安定し、メダカが元気に育ちます。

特に器の厚さと高さは重要です。
縁が厚ければ外気の影響を受けづらく、高さがあれば水底の温度が一定となります。

私のオススメの睡蓮鉢もチェックしてください。

 

 

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睡蓮鉢に使う水は水道の水でも大丈夫ですが、最初に中和しておく必要があります。
バケツに汲み置くなどして1日おいたものを使いましょう。
また、市販の中和剤も売っていますので、そういったもので一気に中和することも有効です。

通常メダカ1匹に1リットルの水が必要と言われていますので、
10匹飼う場合は10リットル入る睡蓮鉢が必要です。

中和剤はいくつかありますが、定番商品テトラのメダカの水つくりで問題ないです。

 

睡蓮鉢の土

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睡蓮鉢の中に水生植物や睡蓮を沈める場合は、特に睡蓮鉢の底に土を敷く必要はありません。
植物や睡蓮の土に潜んでいるバクテリアなどがメダカの糞尿や死骸までもキレイにしてくれます。

これこそがビオトープの真骨頂。

こういった植物を沈めない場合は、睡蓮鉢の底に土を敷いておくと良いでしょう。
一番良いのは荒木田土などの重い粘土質の土です。
睡蓮鉢の底に敷いて水を入れても最初は少し濁りますが、その後は泥が巻き上がることがほとんどありません。
また、土には様々な自然の成分が含まれているため、水質の浄化にはもってこいです。

 

 

荒木田土(田んぼの土)などが手に入らない時は、園芸用の赤玉土でも問題ありません。
荒木田土ほど豊富に自然の成分が含まれていませんが、メダカを飼っているうちに次第に様々な養分やバクテリアを溜め込んでいきます。

 

 

なお、赤玉土にはバクテリアがいないため、睡蓮鉢の中のバクテリアを早く増やしたい場合はバクテリアを直接投入しても大丈夫です。

水の浄化を急がれる場合は、バクテリアを購入することをおすすめします。

 

 

メダカ

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メダカで一番たくさん出回っているものは「ヒメダカ」といわれる黄色いメダカです。
大型魚の餌としてペットショップなどで売られています。
近くで手に入れられない場合はネットショップなどでも購入できますよ。

 

 

日本の自然に昔からいる「黒メダカ」も人気があります。
最近は川でもあまり見られなくなったそうですが、ショップなどでも購入できます。

最初はこれら一般的な種類から挑戦してみましょう。

水のところでもご説明しましたように、水の多さと飼うことができるメダカの数は比例します。

・1リットルに対してメダカ1匹

この点をよく考慮して何匹飼えばよいか検討しましょう。

またオスとメスを混泳させれば卵を産みます。
どんどん増やしていきたいと考えている方は、メダカの購入時にオスとメスを半分ずつ入れてもらうようにお願いすることを忘れないでください。

 

睡蓮鉢の中のレイアウト

睡蓮鉢は、冬の間は葉っぱがないので、結構底が見えるのですが夏場は水面に睡蓮の葉がいっぱいに広がっていて、レイアウトをうかがい知ることはできませんよね。

そこで、うちの睡蓮鉢の中がどのようなレイアウトになっているかを上から見たイラストにしてみました。

睡蓮鉢レイアウト

左側が南なので、そちら側から太陽の光があたっています。
睡蓮は太陽光線に長時間あててやることが花を咲かせる上で重要なので、日陰にならないように注意します。

最低でも日光に4時間以上当たらないと睡蓮の花は咲きません。

睡蓮の鉢はセンターにおいて、南側から直接光が入るようにします。

ナガバオモダカが北側に設置してあるのは、葉っぱが長く高くなるため、南側に置いておくと
太陽光線を遮断してしまうためです。

ナガバオモダカは売ってないことが多いので、その場合はセキショウなど冬でも枯れにくい水草がオススメです。

背の低いものを南に、背の高いものを北にが鉄則です。

睡蓮の葉はだいたい4,5枚の葉っぱがいつもあります。これだけでも結構水面を被ってしまうのがわかっていただけるかと思います。古くなった葉は早めに切って、いつも5枚以上にならないようにしています。

また、姫睡蓮の鉢はできるだけ根元に光があたるようにレンガでかさ上げしてあります。深い睡蓮鉢を使用している方はレンガやブロックでかさ上げしてあげるといいと思いますね。

その方が花付きが良くなるはずです。

その他、カボンバやマツモという浮き草が何枚か浮いています。メダカが産卵するのにぴったりなので、一房くらい入れておいてもいいかもしれません。

 

 

 

睡蓮鉢の下には木製パレットが敷いてあります。
これは、ベランダの床の温度が上昇して睡蓮鉢の中の水温が上げることを防ぐ目的です。
ベランダが暑すぎるという方はぜひ試してみてください。かなり水温の上昇を押さえられると思います。
もちろん、軒下など温度がある程度一定の場所や、下が土になっているような庭では必要ないかもしれません。
あくまで都会のベランダを想定しています。

なお、
冬の間はこのパレットがあることで水温が下がり過ぎる場合がありますので、その際は外してください。

屋外のメダカの冬越し

睡蓮鉢のレイアウト