メダカの稚魚の水合わせ

2018年3月4日

今年の夏に育ったメダカの稚魚たちですが、そろそろ大きくなってきたので、睡蓮鉢への移動を行うことにしました。

実は、この2週間くらい前にも一匹だけ移動を試みたのですが、小さすぎたため、親メダカに食べられてしまいました。。

今年は親メダカに赤虫を毎日やっていたのが原因と思われます。

赤虫はかなり長いので、稚魚とサイズがあまり変わらないからです。稚魚を赤虫と思ってもおかしくない。痛恨の極みとはこのことですね。

そんなわけで、あれから少し時間を空けて、かなり大きくなったメダカの稚魚だけを睡蓮鉢に移動することにしました。

移動できる稚魚のサイズ

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これくらいのサイズがあればもう大丈夫。親メダカに食べられません。

 

 

水合わせ

ここで大切なのが、水合わせをすることです。

稚魚がいたバケツと、親メダカがいる睡蓮鉢はそもそも環境がかなり違います。
温度や水量もそうですが、水質が異なるのです。
異なる水質の睡蓮鉢へ移動する際には、メダカがショック死しないように水合わせという作業を行います。

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まずは、メダカの子供たちがいたバケツの水をビニール袋にいれます。

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このビニール袋を移動先の睡蓮鉢の水面にそっと下します。
これで睡蓮鉢とビニール袋の中の水温を合わせるのです。

同時にメダカの稚魚もビニール袋の中に入れます。

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網でそっとすくってください。
メダカは結構ストレスに弱い魚です。

 

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ビニール袋の中のメダカの様子です。
これから何されるんだ?って顔しています。
次第に睡蓮鉢の水温に近くなっていきます。

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これで30分ほど置いたところで、水質を合わせてやりましょう。

睡蓮鉢から別の容器に水を汲んで、ビニール袋の中に1/3くらい入れてやります。
これで、睡蓮鉢とビニール袋の中の水質を合わせてやるのです。
難しい言葉でいうとph(ペーハー)というのですが、それはどうでもいいです。

この作業を30分くらい時間を空けて3回に分けて行います。
これでメダカの稚魚の水合わせは完了です!
あとは、ビニール袋からそっと睡蓮鉢にメダカを移してあげてください。
睡蓮鉢の大海原へ旅立ちます!

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メダカたちも大歓迎です。
くれぐれも稚魚を食べないでね・・・

以上、メダカの稚魚を睡蓮鉢に移すときの水合わせの方法でした。